


ShopSenseショッパーインサイトコラムでは、私たちが日頃実施しているネットワークカメラと動体検知技術を使った顧客行動の分析内容を紹介しながら、どのように活用していくのかを毎回テーマを決めてお伝えしています。
【第2回】セール表示の効果検証に関する考察
(2009年10月31日/消費行動解析エンジニア:松本・鈴木)
売上を伸ばすために商品のセール表示をメーカーさん、流通業者さんは実施されているかと思いますが、効果がほとんど出なかったという経験はないでしょうか?そんな時、なぜ期待した効果が出なかったのかを特定することはなかなか困難です。
そこで今回はセール表示の購買効果について詳しく検証してみます。
まず、セール表示の売上増加効果は以下の方程式で計算されます。
この方程式を前提に、セール表示と非表示の商品における商品接触回数と購買確率を比較してみました。

結論)セール表示は接触回数の向上よりも"購買確率の向上"に効果が大きい
また、年代別に購買確率を詳しく分析すると、大きな違いがあることが分かりました。

結論)セール表示によって最も効果があるのは50-60代である
さらにセール表示品を購入された60代のお客様の購買行動を映像で分析すると、この顧客は棚全体を眺めるように見た後、セール表示商品(ここではS社のMブランド)だけを手に取り、その他の商品には接触せずに購入していることが分かりました。
【今回のまとめ】
今回調査したヘアケアカテゴリーでの棚においては、
とはいえ、今回は都内にあるドラッグストアでの検証のため、地域や業態によって結果は異なると思います。その違いによって対応策も様々です。皆様の関わる棚の状況はいかがでしょうか?結果だけではなく、その過程も数値としてみると新しい発見があるはずです。
次回もヘアケアカテゴリーで新たなテーマに挑戦したいと思います。
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